アラキドン酸とDHAの相乗効果
アラキドン酸とDHAはどちらも、オメガ脂肪酸というグループの栄養素で、オメガ脂肪酸は皮膚や脳を作る必須脂肪酸の一つです。どちらの栄養素も、赤ちゃんのミルクに配合されており、成長や脳への影響が大きいことで脚光を浴びています。
母乳を与えている場合は母乳に含まれているので、生まれてからすぐに母親から与えられる栄養素です。
成長してゆくと食物から摂ることも出来、同時に摂ると相乗作用があります。一般的に知られているアラキドン酸は肉に、DHAは魚に多く含まれていると言われています。どちらも多く含まれている食品では卵黄、全卵、スモークの豚肉、カラスミ、サワラ、豚肉、キャビア、シメサバなどがあり、意外なところでは、カットワカメがあります。アラキドン酸が特に多い食品では、クジラの肉やアンコウのキモなどがあります。
これらは成長期でアラキドン酸もDHAもどちらも積極的にとりたい世代の人に、強くお勧めしたい食品になりますが、年齢が上がって、体の中で作る機能が衰えてきた世代の方や、忙しくて生活が不規則になりがちな人には、アラキドン酸サプリメントで摂る方法も良いでしょう。
サプリメントを選ぶ際には、それぞれの栄養素がどの程度入っているかを確認する必要があります。食事である程度取れている方には、バランスに気を配ることが大切です。あくまで補助的に取り入れることが大切です。摂りすぎには十分注意しましょう。
また気になるアラキドン酸とオレイン酸の違いについても参考に是非ご覧ください。